コラム

近藤歯科医院が提案する入れ歯に慣れる方法

入れ歯を使用中の患者様で「食べ物が噛みにくい」「痛みがあって辛い」などのお悩みはありませんか?当院でも、「入れ歯に慣れないのをどうにかしたい」というお声を患者様からいただくことがあります。入れ歯は天然歯に代わり、歯の機能を担う大切なものです。慣れないからといって入れ歯を使わないでいると、健康面に影響が出ることも考えられます。今回は、入れ歯の目的や、快適に使うために是非やっておきたいトレーニング方法など、入れ歯に関するお悩みを持つ患者様に向けてご紹介いたします。

 

・入れ歯を入れる目的

歯を失うと「噛むこと」や「話すこと」などが、難しくなります。つまり、入れ歯を入れる目的は、歯が本来持っている機能を回復させ、これまでと変わらない生活を維持することです。もし入れ歯がなければ、食べ物を噛みにくくなります。また、無くなった歯が噛む力の強い奥歯であれば、噛む力がかなり落ちてしまうことでしょう。そのままでは、食べ物を噛んで細かくできないまま飲み込んでしまうので、消化吸収に時間がかかり、胃腸の負担になります。また、前歯が無くなれば、見た目にも影響を及ぼします。

 

・入れ歯は少しずつ慣れていきましょう

入れ歯を使う患者様の多くが、装着時の違和感に初めは悩みます。それは体の反応で、入れ歯を異物だと判断してしまうためです。これを解決するためには、お口が入れ歯に馴染むことが大切です。無理は禁物ですが、できるだけ付けたままにしましょう。初めはどうしても慣れないので、吐き気、歯や歯茎が締めつけられる感覚になることもありますが、ほとんどの患者様は数日のうちに慣れますので、ご安心ください。もし、入れ歯による違和感が解消されない場合は、改めてお口の状態を検査しますのでご安心ください。

 

・入れ歯に慣れるためのトレーニング

入れ歯に慣れるためには「心を安定させること」がとても大切です。例えば「入れ歯はつらい」というイメージや、装着したときの違和感が頭に残ってしまうと、嫌な思いをしたくないという気持ちから、入れ歯を避けがちになってしまいます。

きちんと入れ歯を使うためにも、トレーニングを段階的に、継続しておこないましょう。入れ歯は厚みがあり、お口の中を圧迫しがちになるので、まずは、水をむせずに飲めるようになる練習をしましょう。むせなくなったら、軟らかい食べ物から硬めの食べ物を少しずつ摂るようにし、今まで通りの生活に戻していきましょう。初めから硬い物を食べると、顎を痛めることがありますので、ご注意ください。

 

・絶対にやってはならない入れ歯の使い方

1.入れ歯を外したまま生活しない

入れ歯を外して食事をすると、硬い食べ物が歯茎に当たって歯茎が傷つくことがあります。また、噛むときの力が歯茎にかかり続けると、顎の骨が変形し、入れ歯の装着が難しくなる可能性もあります。

2.合わない入れ歯を付けたままにしない

お口に合わない入れ歯は歯茎を傷つけてしまうのです。すると細菌が傷口に入り、炎症を引き起こし、口腔環境に影響が出てしまいます。

また、合わない入れ歯は、噛んだ力が顎に不均一に加わるため、長期間使用してしまうと顎の骨が吸収をおこしてしまいます。そのため、ますます合わなくなったり、新しく入れ歯を製作するとき難しい顎になってしまいます。

3.入れ歯の洗浄を怠らない

入れ歯についた細菌が繁殖すると、お口のネバつきや口臭の原因に。口腔環境の悪化にもつながりやすいので、入れ歯洗浄剤を使い、こまめに清掃をおこないましょう。

 

以上「入れ歯」から「自分の入れ歯」・「自分の歯」になってもらう方法を書きました。

 

・近藤歯科医院がおこなう入れ歯治療

「入れ歯を入れて、ニコッとしたら、鏡の中には素敵な若々しい自分がほほ笑んでいた・・・」 「さりげなく美しい」「ずうっと入れおきたい入れ歯」

 

コンプレックスの歯並びも、総入れ歯になるとあなたらしいきれいな歯並びに出来ます。

 

素材の違い、色、形、作り手のセンス、歯科医師の設計の方法、患者さまの目的、希望、  作り方など 入れ歯ほど、フルオーダーメードのものはありません。

 

入れ歯の装着時に感じる痛みや、ある程度使用しているのに慣れないなどの場合は、その入れ歯が患者様ご自身に合っていないのかもしれません。

当院で作製する入れ歯は、患者様のライフスタイルに合わせて、様々な素材のものからお選びいただけます。

入れ歯と長く付き合っていくためにも、歯科医院で定期的なメインテナンスをおこなうことをお薦めいたします。

-患者様のお口の状態、筋肉や顎関節の動き、噛み合わせのバランスを考慮した、さりげなく美しい入れ歯治療を大切にする近藤歯科医院に是非お出かけください。

お待ちいたしております。